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思ったこと、書きたいことを、ちょこちょこと書いていきます。

終戦記念日だから戦争のことを考えてみる

僕が子どもの頃は、この時期、もっと戦争物の番組が放送されていた気がする。

でも、今、戦争関連の番組をそれなりに放送するのはせいぜいNHKくらいで、民放は深夜のドキュメンタリーで流す程度だ。

 

安全保障に関する関心は高まっているようだけど、戦争に関する関心、それも戦争で被害を受ける側に対する関心はそれほど高くない気がする。

 

僕の祖父母は外地からの引揚者だったので、僕は生前の祖母から何度も引き揚げの時の話を聞いてきた。

幸い、うちの家族は戦闘に直接巻き込まれたことはなかったけど、戦後引き揚げた時の苦労は相当なものだったようだ。

祖母の話では、戦争が終わると日本人に対する現地の人たちの態度が一変したらしい。でも、祖母はそんな現地の人たちに対してうらみがましいことは言わなかった。

ちなみに、祖母は、別にリベラル派でも左翼でもない。政治に凝るような人間ではなかった。

でも、「日本人は威張っていたよ」と話してはいた。だから、祖母としては、現地の人の怒りのようなものを理解しようとしていたのかもしれない。

 

そして、祖母は、「戦争は本当に嫌だ」と再三口にしていた。

やはり、これが、戦中を過ごした人間、それもごく普通の庶民として戦中を経験した人間の本音だと僕は考えている。

 

もちろん、戦争に対する評価は単純なものではあり得ないし、自分自身も絶対平和主義者かと問われれば「違う」と言うしかないけど、勝っても負けても、正義でも不正でも、戦争が起これば必ず悲惨な出来事が発生するということだけは認識しておかなければいけない。

 

そのためには、戦争というものに対する一定の想像力が必要だと思う。

しかし、実は、想像するためには最低限の知識が必要だ。僕は、それを祖母の話などから入手することができた。

ただ、戦前戦中派が少数になっている今、それは難しい。

だからこそ、テレビでもっと戦争について取り上げてもらいたいと思う。

 

戦争をメディアで取り上げると、その内容に関しておそらく賛否両論があると思う。

いくら中立を心がけても、それにはどうしても限界がある。見る側も多少はその限界に目をつぶって欲しい。

僕はそれよりも、戦争に関する話がタブー化してしまって、何の話もできなくなってしまうことのほうが問題だと思う。

リアリティの伴わない戦争談義はおそろしい。

 

www2.nhk.or.jp

 

 

迷っている

いつの間にか、また1つ、歳を取った。

 

若い時は歳をとることは喜びだったけど、いつの頃からか誕生日を迎えると、恐怖と不安と後悔を感じるようになった。

 

修証義の中に「徒に百歳生けらんは恨むべき日月なり」という言葉があるけど、「自分のこれまでの人生は『恨むべき日月』ではなかったか」と自問してしまう。

 

こんな話をすると、学生からは「辛気くさい」と言われる。実際、辛気くさい。

 

でも、そういう自虐的なところがあったからこそ、今まで何とかやってこれたのも事実。

 

そもそも、僕は「自分は間違いない」と確信しているような人が好きではない。というより、嫌いだ。

そういう人は、押し付けがましい。

 

少し「迷っている」人が好きだ。迷っている人は、他人を受け容れる余地がある。

かと言って、迷いすぎている人も嫌だ。やはり、見ていて、イライラしてしまう。

でも、これは同類嫌悪だと思う。

 

結局、何を言いたいのか、自分でもよくわからなくなってきたけど、この「よくわからない感じ」が、まさに今の自分なんだろうね。

何の記事かときかれたら、グチとしか言いようがない。

とにかく、このところ、忙しすぎる。

寝る時間もないので、当然ブログを書いている余裕もない。

でも、言いたいことは山ほどある。

だから、欲求不満になる。

 

あまり、よいスパイラルではない。

 

ストレスも多い。

なぜか今年はストレスの原因になりそうな人とばかり出会う。

文句をいう人間は、何にでも文句を言うことをあらためて痛感させられるし、やる気がない人は何に関してもやる気がないということも痛感させられている。

 

それと、今年は、身近な人の死が続いている。

表面的には淡々と受け止めているつもりだけど、やはり気付いていないうちに精神的には負担になっているようだ。

 

厄年は完全に抜けたはずなんだけど…。

 

毎週のように「仕切り直しだ!」と思うようにしているけど、仕切り直しもルーティン化したら仕切り直しにならない。

 

常に前向きな姿勢を維持できる人というのは、本当にすごい。

僕には、とても真似できない。

 

でも、無理にでも前向きになりたいとも思わない。何か、とても不自然な気がするから。

 

やはり、最善なのは、毎日を着実にこなしていくことだ。

それ以上でも、それ以下でもない。